独身と嘘をついて浮気する男性の心理とは?浮気調査スタッフによる分析&対処法

昔から「独身とウソをついて浮気する夫」に悩む女性は多くいるようです。

浮気や不倫の意図はなく、無意識に嘘をついてしまう男性すらいます。浮気調査のあと復縁をご決心される場合、こうした心理を理解しなければいけません。

「男性は本能的に性欲の高い生き物だ」という結論に終わらず、浮気調査スタッフとして分析してきたことをお話ししたいと思います。

 

独身と嘘をつく理由には2つある

男性が自分のことを独身だと偽る場合、性格や目的から考えて2パターンあります。

 

①はじめから不倫や浮気目的で嘘をついている。

②単純に「見栄を張りたい」という気持ちから、深く考えずに嘘をついている。

 

私たち浮気調査スタッフにおまかせいただくケースで、①のパターンは比較的少ないように思います。このような男性は浮気バレ対策や、発覚した場合の対処法も想定しています。特定の女性だけでなく複数のセックスフレンドと交際し、不審な行動も徹底して避けます。よって、私たちに浮気調査のご依頼が飛び込んでくることは、必然的に少なくなります。

問題は②の例です。ほとんど嘘が習慣のようになっていますし、うしろめたさがありません。

最初から不倫や浮気目的で嘘をついたわけではないため、浮気が発覚したあとも「浮気相手や配偶者を傷つけるつもりはなかった」と言い訳する人ばかりです。もう少し、この「ごく自然に独身と嘘をついてしまう人」の心理について掘り下げていきます。

 

嘘をつく人は「普段の自分に自信がない」

虚栄心やモテたいという気持ちから独身と嘘をつく人は、内向的で交友関係の少ない男性ばかりです。その理由には、自信のなさが見え隠れしています。

ご相談者さまにヒアリングしていくうちに「学生時代の挫折経験」や「長く勤めているのになかなか昇進できなかった」というエピソードが飛び出しがちです。なかには、ご相談者さまと同じ職場で・ご相談者さまのほうが昇進が早かったというお話も聞きます。

 

自分の生活に満足していると言えない男性は、女性にモテるか・モテないかということを重視しがちです。

もうひとつ注意したいのが、日本に根付いている「結婚は人生の墓場」という風説です。実際に墓場ととらえている既婚者はほとんどいませんし、多少の苦労はあっても皆それぞれ満足を見出すのが一般的なご夫婦のありかたではないでしょうか。ところが、挫折経験をもとに自信を失った男性は、だれが言い出したのかもわからない風説のほうを信じてしまいます。

 

  • 「何となく満たされないのは、結婚して人生から希望がなくなったからだ」
  • 「もしモテたなら、今よりも自信がつく」

 

ここで少しでも好意を示してくれる女性が現れると、すぐに舞い上がってしまい不倫関係へと突入することになります。

自信がなく根拠のない希望を抱いている上、自己管理ができない―

浮気調査で尾行中にも、やはりそういった側面が見え隠れしています。ご相談者さまと一緒にお住まいの街で愛人とデートをするなど、パートナーを傷つけてしまう可能性に気遣う様子がありません。こんな男性と復縁あるいは離婚を円満に進めるには、ご相談者さまが積極的に主導権を握る必要があります。

 

話し合いの主導権を握り、反省してもらうために

不倫や浮気に関してあやふやな状態で話し合いを始めると、必ずまた自己卑下と責任転嫁に逃げ込んでしまいます。

ふたりの関係をどうするかについて考えたり・話し合うのは、まず私たちの調査結果報告をお待ちいただければと思います。それでもやはり、話し合いの冒頭から証拠を叩きつけるのはおすすめしていません。自信のない男性は精神不安定や自己憐憫に逃げ込みやすく、話し合いが成立しない状況に陥ってしまうことが多いためです。

 

まずは自分で話してもらうように促す

私は主な業務は調査のバックアップですが、やはり最も注意を払うのは調査後のフォローアップだと感じています。

独身と嘘をつく対象者に関しては、アドバイザーより「自ら過ちを告白してもらうための誘導」をご相談者さまへ提案します。調査結果の報告書は最後の切り札と考えていただき、まずは話術で浮気・不倫の事実を引き出してみるというものです。ここで「独身と嘘をついてしまった」という告白が引き出せれば、反省まであと一歩です。

 

「すでに迷惑も心配もかけている」ことを認識してもらう

自信のない男性は交友関係が狭く、対人スキルや共感能力が低めです。浮気疑惑が持ち上がった段階ですでに迷惑や心配がかかっていると、なかなか認識できません。

 

  • 「浮気がバレた段階から誠心誠意謝って・金銭面で負担を強いなければ問題ない」

 

真面目にこんな考えを抱きがちです。開き直りに見えても、それは本人にとって開き直りという認識がない可能性もあります。復縁ご希望のかたにはここからの話のテクニックをお伝えしています。話し合いが決裂した場合、ここではじめて私たちの収集した証拠資料を使った手続きに臨む…という方向性をご紹介することがほとんどです。

 

「独身と嘘をつく癖」は本人にまず向き合ってもらうことが大切

復縁するために嘘をつく癖を治してほしい

「新しい道に遺恨を残したくないから、ここで反省してほしい」

浮気調査スタッフとして、そんなご依頼者さまの真剣な願いを日々伺っています。まずは本人に問題を認識してもらう必要があります。復縁か離婚か決めかねているかたへのフォローアップを重視しています。スタッフは皆気さくで話しやすいメンバーばかりですが、極めて高い心理学スキル・調査スキルを持つものばかりです。ご相談をお待ちしています。