不倫相手の子供を産む前に…浮気調査員が解説する「妻の浮気のサイン」
妻の浮気が生む最悪の結末
男性にとって、奥様の浮気ほどショックなものはありません。
浮気調査結果でクロと出ると、女性に比べて男性のご相談者さまのほうが強く反応されます。お子様がすでにいらっしゃるかどうかに関わらず、女性の不貞行為は深刻な問題を招きかねません。それは「不倫相手の子供を産むこと」です。
2014年に実施された統計によると「不倫したことがある」と答えた既婚女性の子供のうち、約2割程度が戸籍上の父と血縁関係になかったそうです。このニュースはネット上で大変騒がれたので、当時不安に思ったかたも多いのではないでしょうか。
不倫相手の子供である可能性が出た場合は「嫡出否認」という訴えを起こせます。
ただしこれは「父親が子供の誕生を知ってから1年以内」というかなり厳しい条件です。浮気調査が少しでも遅れると、養育の義務が発生します。当然養育費を支払う必要がありますし、ご相談者さまの後々の人生に大きく影響します。
早めに浮気のサインに気付く必要があるのは、こんな理由からです。
浮気調査で知る「妻の浮気のサイン」
浮気調査員として、女性より男性のほうが浮気のサインに気付きやすいと感じています。下着の種類が増える・外出が多くなるという良く知られているサインの他にも、こんなものがありました。
内緒で借金をしている
サラ金のカードや借用書を見つけたご主人は、当初「浮気ではなく何かトラブルに巻き込まれているのかもしれない」と大変心配されていらっしゃいます。しかし浮気調査の結果、やはりラブホテルや食事の出費用途だったということがよくありました。
「家の資産を使い込むと夫にバレる」という考えから、貯金に手を付ける前にお金を借りてしまう女性は多くいます。浮気疑惑がなくても「普段どんな生活ぶりをしているのか」ということを確認するのも、浮気調査のお仕事のひとつです。
女友達が減った
不倫や浮気の話題は、ひと昔前に比べるとそれほど重いものでもなくなりました。
それでもやはり女性の間での意見はバラバラで「浮気をするような友人とは絶縁したい」と考える人も多いようです。
また、浮気相手とのデートが増えると女性同士で出かける回数も必然的に減ります。交友関係が狭いと「浮気がバレにくい」というメリットもありますし、急に人付き合いが悪くなった対象者は多いように感じられます。
急にSNSに興味を抱くようになった
女性のほうが男性の1.5倍もスマホに触れている時間が長く、なかでもSNSには大変興味を示すという統計結果があります。しかし、ネット上の交流が面倒・目が疲れる等の理由から、SNSから距離を置いている女性もまだ沢山います。
- 奥様が急にSNSに興味を持つようになった
- スマホでタイムラインを見ている時間が長くなった
こんなご申告も、浮気調査で残念な結果が出るようなことが多く感じられます。
浮気と勘違いされやすい行動に注意
私は相談コールをとることもあるのですが、男性の「妻に不審な点がある」という疑いのなかには、浮気と断定しづらいものがあります。
女性は信頼関係を非常に重要視するので、万一誤って疑いを持ってしまった場合、取り返しのつかない事になりかねません。男性にはなかなか理解しにくい行動にも触れたいと思います。
ピルを飲んでいる
「急に妻がピルを飲みだしたが、外で誰かと肉体関係をもっているのかもしれない」
このように焦るかたがいらっしゃいます。ただ、これは単に健康上の理由である可能性も十分あります。
一般に「ピル=避妊用」と考えられていますが、どちらかといえば生理周期のコントロールが目的です。欧米諸国では女性の半数以上がピルを常用していて、日本でも働く女性を中心に活用され始めています。
ピルにも様々な種類があり、避妊効果の強いもの・生理周期のコントロール目的のものが存在します。他に怪しい行動がなければ、本格的な浮気調査の前にしばらく様子を見る事をおすすめしております。
今までお洒落しなかった妻が、急に洋服に関心を持つようになった
浮気のサインとしてよく言われていることですが、これも断定できません。
現代風の女性のおしゃれを牽引した「ヴォーグ」という雑誌に、”女性のおしゃれは男性ではなく女友達のためにある”という記事が掲載されたことがあります。それは今でも変わらず、服装に対する意識が強くなるのは新しい交友関係がきっかけのようです。
他の怪しい点を見つけていらっしゃる場合は、ぜひお聞かせください。女性視点で心理分析することができます。
どうしても不安なら、まずは相談を
奥様の浮気は深刻な結果を招きやすく、サインを見つけ次第早めに動く必要があります。
法律顧問や法的アドバイスのできる浮気調査スタッフもおりますので、不安で夜も眠れなくなる前にご相談ください。男性のほうがお身体に触ることがあるので、その点についてもいち調査員として深く心を痛めております。
一同、心よりお待ちしています。