浮気調査を依頼する前に知っておきたい悪徳興信所の見分け方
浮気調査は、他人には知られたくないものです。自分の夫や妻が浮気を知られることも、また高いお金を払って浮気調査を依頼していることを知られてもいいという方はいないでしょう。
そこに悪徳業者がつけいる隙ができます。高いお金だけ払ってあとには何も残らなかったという場合すらあります。
ここでは、悪徳業者の見分け方を解説します。
契約を急がせる
まず、早く契約させようとする業者は、疑ってかかるべきです。
「浮気調査はスピードが命です。一刻も早く契約しないと、手遅れになってしまいますよ」
「細かいことはあとで結構です。とにかく調査しますから、着手金をお願いします」
など、確かにスピードは大切ですが、契約金の総額も曖昧なまま浮気調査を依頼してしまったら、あとが恐いですよね。値段の分からない車を買う人はいないでしょう。
そしてこれら業者は、お金を払わせることが目的ですから、調査そのものはいい加減です。
「調査はしましたが、ご主人は浮気をしていませんでした」
と言われてしまったら、何も言えません。「ないことの証明」とは、とても難しいからです。
広告が美辞麗句ばかり
「安さ業界一」
「安心確実、かならず浮気を暴きます」
「浮気調査は、業界一の成功率を誇る当社へぜひ」
これらきれいごとばかり書かれている広告は、まず誇大広告だと思って間違いありません。安さと言ってもどの部分の安さなのか。必ず暴ける浮気などないでしょう。成功率とは、尾行成功率なのかもしれません。
これらの言葉は、事務所やパンフレットの文字ばかりでなく、インターネットのホームページでも同様です。
広告だけで悪徳業者かどうか見分けるのは困難ですから、本当に浮気調査を考えている場合は、メールへの対応、電話応対、実際に事務所を訪問した印象(スタッフの教育レベル、事務所の綺麗さ等)から総合的に判断するしかありません。
テレビ広告をしている興信所もありますが、なかには集団訴訟されているところもあり、必ずしも安心とは限りません。
料金体系が不明瞭
興信所の料金は、大きく2つに分けることができます。
・探偵の調査1日または1時間あたりの単価×日数や時間=【加算制】
・内容に合わせて調査期間や人数を興信所が見積もり、総額を出す=【定額制】
しかし悪徳業者は、加算制なら、非常に低く見積もってあとで追加する方法をとります。定額制なら、「これは別途料金」などと、必要な調査を入れずに一見安く見せかけることが多いです
その他
・秘密保持意識が低い
他の顧客の資料を出しっぱなしにしておく、大声で電話をしているなど。
・事務所がない
訪問してみたら個人の家で、片手間で行っているようなこともあります。
・こちらの支払い能力を伺っている
支払える最大の金額を吹っかけてくることがあります。
・営業がしつこい
・年収を聞いてくる