2度目の浮気調査が難しい理由・2回目の浮気との向き合い方
こんにちは。浮気調査興信所株式会社の浮気調査スタッフNです。
浮気調査のご相談をいただく際は、浮気の前歴の有無は必ず確認したいことです。ご結婚されているおふたりであれば、独身時代のこともお聞きしております。
特に私たちスタッフが注意を払っているのは、浮気が発覚したときの経緯・状況です。浮気がバレた理由はご相談者さまより対象のほうがよく記憶しており、調査プランも慎重に練らないと、大きな失敗に繋がりかねません。
2回目以降の浮気が難しい理由を、調査スタッフ視点でお話ししたいと思います。
調査が難しい理由1「尾行に敏感になっている」
浮気が発覚する原因の代表格といえば、やはりスマホの着信・帰宅時間・ホテルの会員証が見つかる…等です。
一方で、過去に浮気された経験を持つご相談者さまからは
- 知人や家族による目撃情報
- 知り合いらしき人物からの”密告”
こうした経緯があったとお伺いすることが度々あります。お心当たりがある場合、尾行・偶然の目撃に対する警戒レベルがかなり上昇していると考えて間違いありません。
密会中はすれ違う相手の顔をよく観察しており、不審な車・見覚えのある通行人がいるとすぐに姿をくらましてしまいます。ネット上にある尾行マニュアルにも詳しく、浮気調査の尾行手法に相当詳しくなっているケースも散見します。
この場合は現場の調査員の数を増やし、調査員ひとりあたりの張り込み時間が長くならないよう調整しています。
調査員は、帽子やサングラス等の顔を隠すようなものは身につけません。かえって怪しく見えるからです。通行人に紛れても違和感がなく、かつ印象を自在に操作できる特殊なスキルを身につけています。
調査が難しい理由2「ホテルを利用しないことが多い」
ラブホテルの出入りは、肉体関係があることが一目で分かってしまいます。
2回目以降の浮気では、愛人宅や短期賃貸アパートを利用する対象者が多くなります。なかには、職場から指定された出張先のホテルや、勤務先の建物内で事に及ぶ対象者までいます。
私たちの仕事は「法的証拠になるような報告書作り」が大前提ですので、ホテルを使わない調査は難航します。この場合はご希望に応じて、他にも様々な裏取りをさせていただきます。対象者の行動や事実の有無について、どなたが見ても分かるような調査報告をいたします。
前回の浮気について正確にお聞きできていない場合
最も困難なのが、1回目の浮気について全ての情報をいただけていない場合です。
ご相談者さまがパートナーに対して負い目・義理立てを強く意識されている場合、情報を自己判断で伏せながらお話しされることがあります。
浮気調査でどうしても必要と判断した場合、対象とごく自然を装って接触する場合もあります。当時の金銭感覚や車・行動範囲・価値観など、すべて私たちによる独自のプロファイリングに欠かせません。
いずれも大切な個人情報としてお預かりしますので、対象者にもご相談者さまのお身内にもお話しすることはありません。あまさずお聞かせください。
2回目の浮気を許す・解決するために
近年は離婚率が一気に上昇し、パートナーと別の道を歩むことに抵抗のない対象者も増えてきました。
2回目の浮気相手のことを「万一の場合の逃げ道」ととらえて、本気の相手に切り替える準備をしている場合も難しくありません。家庭のため・ご自身のために復縁するという決断も、残念ながらむなしくなってしまう可能性があります。それどころか、慰謝料を少しでも減らそうと働きかけてくる場合すらあります。
「あの時きちんと約束したのに」と取り乱されるご相談者さまのお気持ちは、深くお察しします。どの道を選択するにせよ、相手の感情を逆なでせずに危機に対処するようお願いしています。
調査で事実が判明した後も「相手の人格を否定しない」
浮気調査で事実が判明したとき、責めるべきは「浮気したことそのもの」です。
相手の趣味やお仕事など、ご自身の判断でさまざまな角度から責め立てるのは悪手です。人格を否定されていると相手が認識した場合、遺恨を残したまま復縁することになったり、親権や慰謝料を巡って周囲を巻き込む大騒動になりかねません。
それで最も深く傷つくのは、ご相談者さま自身です。スタッフ一同、そうしたことがないように心がけています。
2回目以降の浮気調査では、調査中の過ごし方について特に念入りにご案内しています。普段からたびたび喧嘩していた・浮気以外の別の不満点があったという場合には、無理にそれを抑え込むようなアドバイスはしていません。
弊社スタッフのなかには、幾度となくパートナーに裏切られた末に選択をした者もおります。人間としてどのように接して、別れる際にどうすれば綺麗に事を終わらせられるか、社内で真剣に意見交換しています。
「もう疑いたくない」という人もご相談ください
事実が分からないままずっと疑い続けるのは、ご心痛きわまりないことだと思います。
お気持ちが夫婦生活で態度に出てしまうと、やがては相手を必要以上に傷つけることにも繋がります。信頼できる家族やお友達にお話しする感覚で、まずは気兼ねなくお電話ください。