浮気調査で意外な事実がわかるケース―問題対処は裏切りの全容を確かめてから

浮気調査スタッフとして、数多くの男女間の問題に遭遇してきました。なかには、浮気とともにさらに深刻な問題が起きてケースもあります。

離婚や復縁、未婚のカップルなら結婚を目指すか別々の道を歩むか…そんな瀬戸際を決めることになる「無視できないパートナーの隠し事」についてお話しします。

金遣いの荒くなったパートナーの意外な事実

浮気が始まってから急に金銭感覚が麻痺するケースは、よくあることです。結婚を視野に入れているカップルや、お子様のいるご家庭では大変困った状況です。愛人とのデートに多額のお金をつぎ込んでいるケースがほとんどですが、こんな場合もあります。

意外に多いのが失業・転職です。

「収入が大きく減るため転職したことを隠し、あまつさえ転職先で事情を打ち明けた相手と不倫関係になる」という驚くべき男性の例と遭遇したこともありました。

収入減や借金に関する問題は、早急に事実確認の上話し合う必要があります。それは、ご相談されるパートナ―ご自身にも返済義務が及ぶ可能性があるためです。

夫や妻の名前で借金したり、勝手に連帯保証人にされていることもあります。復縁・離婚のどちらを選ぶにせよ、後々まで問題を引きずらないようまずは「普段の行動」のご報告から、危険を察知していただければと考えています。

最近夫が残業でやたらと遅くなる・スマホをよく見ていると、Cさん（女性）からご相談を受けました。

現場の調査スタッフと連携して確認したところ、

という報告を受けました。Cさんの夫は勤務先で異動後に強いプレッシャーを受け、ご自宅にも居場所を見いだせなかったようです。

もう少し発見が遅れると、この生活のなかで別の女性と意気投合して、浮気に発展していたかもしれません。うつ病の人には自ら周囲から距離を置こうとする傾向があり、先回りの対処がどうしても必要です。Cさんご夫婦に対し話し合いに関するアドバイスを行ったところ、まっすぐ自宅に帰ってくるようになったそうです。

帰りが遅い・スマホ2台所有など怪しい点がある対象者を調査してみると、やはり意外な事実が見つかることがあります。

「ご相談者さまとの関係や生活に直接影響を及ぼさなければいい」という問題ではありません。副業で身体を壊す人もいますし、起業は常にリスクを伴うものです。実際に、過労による心身症状が出ていた対象者もいました。事実を確認して、目的や始めたきっかけについてよく話し合う必要があります。

男性のご相談者さまの場合、パートナーが風俗店勤務をしていたという例もありました。感染病の危険もありますし、感情的にも容認できない男性がほとんどではないでしょうか。

ただ浮気の事実を追いかけるだけでは最後まで分からないことが多く、私たち専門的知識のあるスタッフの必要性を強く感じます。

浮気の疑いがある場合、必ず決定的な証拠をつかんでから行動しなければいけません。同時進行で別の問題が起きている場合は、これも含めて事実関係を明らかにしておく必要があります。

浮気をする人間は「有利な立場で別れ・復縁を主導するための方法」を事前に考えています。

浮気と同時に金銭トラブル等のより深刻な問題が生じていた場合は、特にこうした卑劣な手口を使う傾向にあります。「何とか自分の罪を軽くしたい」という気持ちから、もっと驚くべき行動に出る人物も少なくありません。

仮に浮気が事実でなくても、激昂して責め立てると、数年・数十年後も遺恨を残す可能性があります。浮気を含めた日常の行動を一度チェックしておくことで、相手との向き合い方について計画を立てることが出来ます。

年間数百件以上に及ぶ浮気調査を承っておりますが、単に「浮気調査・不倫の証拠とり」だけに終わらないことがほとんどのように感じます。

夫や妻との何らかの亀裂、生活や性格の変化、病気、収入減。そういった問題を同時にはらんでいることが多く、ここまで確認してやっとご相談者さまの心の整理を始められるのではないかと考えています。

パートナーが裏切った理由・隠し事をする理由について疑問の余地を残すと、その後数年以上苦しむこともあります。浮気疑惑だけに気をとられると見えてこない、問題の全容・普段の過ごし方の細部の調査を、私たちスタッフにお任せいただけます。